Teams で音声だけを録音する方法(2026年)
Microsoft Teams は音声だけを記録できますが、記録が許可された人に限られます。その設定と、使えないときの 3 つの方法をまとめました。
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はい、職場・学校向けの Teams ならできます。デスクトップアプリで[その他のアクション]、[記録]を選び、記録する内容で[オーディオのみ]を選んで[確認]を選びます。対象の Microsoft 365 ライセンスと管理者の許可が必要で、ゲストは記録できません。Teams Free には音声のみの選択肢はありません。それ以外は、動画の記録から音声を書き出す、パソコンの音を録音する、または Reline を使います。
Microsoft Teams で音声だけを記録できる?
記録する権限があれば、できます。Teams 会議の記録に関する Microsoft のヘルプページでは、話す言語と記録する内容を指定し、[オーディオのみ]を選ぶよう説明しています。この選択肢は Teams デスクトップアプリの手順に書かれています。Web 版の Teams で使えるかどうかはページに書かれておらず、モバイルの手順には選択肢の記載がありません。
記録できるのは、Microsoft が挙げるライセンス(Office 365 Enterprise E1、E3、E5、F3、A1、A3、A5、Microsoft 365 Business、Business Premium、Business Essentials)を持ち、IT 管理者が記録を有効にしていて、ゲストでも別の組織の人でもない人です。匿名ユーザーも記録できません。Microsoft Learn によると、開催者と記録を開始する人の両方が、会議ポリシーで記録の権限を持っている必要があります。記録が始まると、会議の全員に Teams で通知が届きます。
個人向けの Teams Free(Microsoft の現在の名称は Teams for personal use)は別です。記録には Microsoft 365 Personal、Family、Premium のサブスクリプションが必要で、記録には音声、動画、画面共有が含まれ、音声のみの選択肢は書かれていません。記録は会議のチャットに 30 日間残り、期限前にダウンロードできます。
方法 1:Teams の[オーディオのみ]で記録する(職場・学校)
- Teams デスクトップアプリで会議に参加するか、会議を開始します。
- 会議のコントロールで[その他のアクション]、[記録]を選びます。
- 話す言語を指定し、記録する内容で[オーディオのみ]を選んで[確認]を選びます。[記録]がない、またはグレーになっている場合は、ライセンス、管理者、開催者のいずれかが記録を許可していません。
- 止めるときは[その他のアクション]から記録中の項目を選び、記録を停止します。
- 記録後のファイルの場所:多くの会議では、開催者の OneDrive の Recordings フォルダーに保存され、会議のチャットにリンクが表示されます。チャネル会議ではチャネルの SharePoint サイトに保存されます。ダウンロードするには、会議のチャットで共有ファイルを開き、記録を選んでメニューからダウンロードします。
知っておきたい点が 2 つあります。既定では、記録をダウンロードまたは削除できるのは開催者と共同開催者だけです。他の人の会議で記録を始めた場合は、開催者にコピーを頼みましょう。また、音声のみの記録がどのファイル形式になるかは Microsoft のページに書かれていません。MP3 や WAV を前提にするツールに渡す前に、ファイルを確認してください。
方法 2:動画の記録がすでにあるなら、音声だけを取り出す
会議が動画付きで記録された場合や、音声のみの選択肢がない Teams Free の場合は、記録をダウンロードし(会議のチャットの共有ファイルから、Teams Free では記録の下にあるダウンロードの矢印から)、音声を書き出します。
- オープンソースの音声編集ソフト Audacity と、オプションの FFmpeg ライブラリを入れます。FFmpeg は Audacity に同梱されておらず、別に追加します。
- File > Import > Audio で動画を選びます。Audacity のマニュアルによると、FFmpeg は DRM で保護されていないほとんどの動画ファイルから音声を読み込めます。
- File メニューから MP3 または WAV で音声を書き出します。
音声を書き出せる、すでに信頼している動画編集ソフトや変換ツールでも同じことができます。オンラインの変換サイトには注意してください。他の人の声を第三者のサーバーにアップロードすることになります。
方法 3:パソコンで音声だけを録音する
Teams で記録できない場合は、会議中にパソコンが再生する音を録音します。大事な音源は 2 つ、システム音声(相手の声)とマイク(自分の声)です。内蔵の録音ツールの多くは、どちらか一方しか録れません。
- Windows 10 と 11:Audacity はスピーカーやヘッドセットの WASAPI ループバックを録音でき、相手の声を音声だけで残せます。自分の声は別の入力なので、両方を録るには OBS Studio のように 2 つの音源を扱えるツールを使います。
- Mac:スクリーンショットのツールバー(Shift-Command-5)でシステム音声を含められるのは macOS 27 以降で、しかも動画として記録されます。それより前の macOS では、OBS Studio 30 以降(macOS 13 以降)を使うか、BlackHole で音を Audacity に送ります。
方法 4:Reline で音声とライブ文字起こし、ボットなし
Reline は私たちが作っているツールなので、その点を割り引いてお読みください。Mac と Windows のデスクトップアプリが、マイクとパソコンが再生する音を録音し、話している最中に会議を 60 以上の言語でライブ文字起こしします。記録するのは音声と文字起こしで、動画は記録しません。Teams 会議にボットは参加せず、参加者一覧も変わりません。Teams の記録ボタンも職場向けライセンスも不要なので、ゲストとして参加しているときにも使えます。
- Mac または Windows 版の Reline をダウンロードしてサインインします。Free プランには 10 時間の文字起こしが含まれます。
- マイク、続いてシステム音声を許可します。macOS 14.2 以降では音声のみの許可、macOS 13 から 14.1 では画面収録の許可で、許可後に Reline の再起動が必要なことがよくあります。macOS 13 より前の Mac ではマイクだけを録音します。
- いつも通り Teams アプリかブラウザーで Teams 会議に参加します。
- Reline で録音を押します。話している最中に文字起こしが表示されます。
- 会議が終わったら止めます。文字起こし、AI 要約、保存された音声が手に入り、文字起こしの各行に再生ボタンが付きます。
制限も知っておいてください。Reline は録音しながらライブで文字起こしします。手元にある Teams の記録を文字起こしに変えることはできず、ファイルのアップロード機能もありません。音声はノートの中で文字起こしと並べて再生するためのもので、保存や送付のための音声ファイルが必要なら方法 1 から 3 を使ってください。Free プランでは 1 つのノートに録音できるのは最大 1 時間です。自分の声と通話は「自分」と「相手」に分けて表示されます。ベータの「話者を分ける」は通話側の声に番号を付け、名前は自分で付けます。録音はパソコン上で行いますが、文字起こし、AI 要約、保存はクラウドで行われます。
何もインストールできない場合は、Reline を Chrome でも使えます。マイクを聞き取り、Teams のタブを音声付きで共有すると相手側の声も録れます。
4 つの方法の比較
| Teams のオーディオのみ | 動画の記録から音声を書き出す | パソコンの録音ツール | Reline | |
|---|---|---|---|---|
| 使える人 | 組織内のライセンスを持つ人、管理者の許可が必要、ゲストは不可 | 記録をダウンロードできる人 | そのパソコンを使う人なら誰でも | ゲストを含め会議の参加者なら誰でも |
| 得られるもの | OneDrive か SharePoint に音声のみの記録 | 書き出した音声ファイル | ツールに応じて音声または動画のファイル | 音声とライブ文字起こし、AI 要約付き |
| 会議内での表示 | あり、全員に通知 | あり、記録時に | 通知なし | ボットも Teams の通知もなし |
| 費用 | 対象の Microsoft 365 ライセンス | 記録したときのプラン | ツールによる | Free プラン:10 時間の文字起こし |
録音することを伝える
Teams の通知は Teams 自身の記録ボタンにしか出ません。パソコンの録音ツールや Reline は会議内に何も表示しないので、伝えるのはあなたの役目です。カリフォルニア州を含む米国のいくつかの州では、通話を録音する前に全員の同意が必要です。EU では GDPR に基づく法的根拠が必要で、録音する理由を伝えるべきです。ルールは国や州によって異なるため、参加者全員がいる場所のルールを確認してください。簡単な習慣は、会議の最初にメモのために録音すると伝え、誰かが反対したら止めることです。
関連ガイド
出典
- Microsoft Support, "Start, stop, and find meeting recordings in Microsoft Teams": support.microsoft.com
- Microsoft Support, "Play, share, and download meeting recordings in Microsoft Teams": support.microsoft.com
- Microsoft Support, "Manage meeting and call recordings in Microsoft Teams for personal use": support.microsoft.com
- Microsoft Learn, "Manage Teams recording policies for meetings and events": learn.microsoft.com
- Audacity Manual, "Importing Audio": manual.audacityteam.org
- Audacity Support, "Installing FFmpeg": support.audacityteam.org
よくあるご質問
- Microsoft Teams で音声だけを記録できますか?
- はい、職場・学校向けの Teams ならできます。デスクトップアプリで[その他のアクション]、[記録]を選び、記録する内容で[オーディオのみ]を選んで確認します。対象のライセンスと管理者の許可が必要で、ゲストは記録できません。
- Teams の音声記録はどこに保存されますか?
- 多くの会議では、開催者の OneDrive の Recordings フォルダーに保存され、会議のチャットにリンクされます。チャネル会議はチャネルの SharePoint サイトに保存されます。既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者だけです。
- [オーディオのみ]が表示されないのはなぜですか?
- Microsoft は職場・学校アカウントのデスクトップアプリの手順でこの選択肢を説明しています。Teams Free とモバイルの手順には記載がありません。そもそも記録できない場合は、ライセンス、管理者、開催者のいずれかが許可していません。
- Teams の動画の記録から音声を取り出すには?
- 会議のチャットから記録をダウンロードし、FFmpeg ライブラリを入れた Audacity で開き(File > Import > Audio)、MP3 か WAV で書き出します。音声を書き出せる信頼できる編集ソフトでもかまいません。
- ゲストとして Teams の音声を録音できますか?
- Teams の記録ボタンではできません。Microsoft によると、ゲストは会議を記録できません。パソコンの音を録音するか、ボットも Teams の権限も不要な Reline を使えます。先に全員に伝えてください。
- Reline は過去の Teams の記録を文字起こしできますか?
- できません。Reline は録音しながらライブで文字起こしし、ファイルのアップロード機能はありません。過去の会議には Microsoft の文字起こし機能を使ってください。Reline は次の会議から役立ちます。
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