Zoom会議を文字起こしする方法:ホストでも参加者でも(2026年)

Zoomがホストと参加者に提供する機能、無料アカウントでできること、すでにある録画の扱い方をまとめました。

Reline Team読了目安 15 分
この記事の内容
  1. 選択肢の一覧
  2. 方法1:ミーティング文字起こしをオンにする(ホスト)
  3. 方法2:音声文字起こし付きのクラウド録画(ホスト)
  4. 方法3:ミーティング要約と文字起こし(AI Companionの機能)
  5. 参加者としてZoom会議を文字起こしする方法
  6. 録画後にZoom会議を文字起こしする方法
  7. Zoom会議を無料で文字起こしする方法
  8. Relineで通話をライブ文字起こしする(ボットもホストの設定も不要)
  9. Relineが向かない場面
  10. 録音していることを伝える
  11. 出典

Zoom会議を文字起こしするには、ホストがミーティング文字起こしをオンにするか、音声文字起こしを有効にしてクラウド録画します。どちらも有料プランが必要です。無料アカウントでは、Zoomのライブ字幕は保存できません。参加者ならホストに頼むか、Relineのようなボットなしのデスクトップアプリを使います。録画済みのローカルファイルには別の文字起こしツールが必要です。

選択肢の一覧

方法得られるもの開始できる人Zoomプラン保存先
自動字幕画面上のライブテキスト(保存されない)既定では参加者全員。ホストが制限している場合はリクエストを送るBasicを含む全プランに記載なし。会議中に約3分さかのぼれるだけ
ミーティング文字起こしライブの文字起こしパネルと.TXTファイルホスト。参加者はリクエストのみPro、Business、Enterprise。既定はオフDocuments/Zoomの.TXT(アカウントが保存を許可した人のみ)
クラウド録画の音声文字起こし会議後にタイムスタンプ付きのVTTファイルホストまたは共同ホスト。設定をオンにしてクラウド録画を開始Pro、Business、Education、EnterpriseWebポータルのホストのクラウド録画
ミーティング要約と文字起こしAI要約。ホストがオプションを選ぶと文字起こしもホストまたは共同ホスト。参加者は依頼できるZoomのヘルプではZoom Workplace Pro以上のライセンスユーザー。料金ページにはBasicで主催する会議の要約が月3回分とも記載ホストの録画と文字起こしのページ
My Notes自分の文字起こし付きの非公開メモあなた(ホストがMy Notesでの文字起こしを許可している場合)ZoomのヘルプではPro、Business、Enterprise、またはMy Notes単独アカウント。料金ページにはBasicでAIメモが月3回とも記載自分のMy Notes一覧
Reline(Zoomの機能ではありません)ライブの文字起こし、AI要約、保存した音声あなた。Zoom側でオンにするものはありませんどのプランでもRelineのワークスペース(クラウド)

方法1:ミーティング文字起こしをオンにする(ホスト)

リアルタイムで使う方法で、字幕の保存に代わるものです。2026年5月の更新以降、字幕は会議中に読むためのもので、あとから保存できません。残したい内容は文字起こしにする必要があります。文字起こしは既定でオフで、Pro、Business、Enterpriseのいずれかのアカウントが必要です。

  1. ZoomのWebポータルにサインインし、設定を開いて、ミーティングの詳細オプションにあるミーティング文字起こしをオンにします。スイッチがグレーの場合は管理者がロックしています。
  2. 会議中にツールバーの詳細メニューを開き、文字起こしを選びます。会議ウィンドウの右上に文字起こしのアイコンが表示されます。
  3. 文字起こしパネルが会議ウィンドウの右側に開き、発言に合わせて内容が増えていきます。
  4. 退出する前に、パネル下部のボタンで文字起こしを保存します。Zoomは.TXTファイルをドキュメント内のZoomフォルダに保存します。

ほかに誰が見られるかはアカウントの設定で決まります。参加者全員が会議中に文字起こしを見られるようにする設定と、ホストのみから参加者全員まで保存できる人を決める設定があります。

方法2:音声文字起こし付きのクラウド録画(ホスト)

会議中のテキストではなく、会議後にファイルを受け取る方法です。クラウド録画を有効にしたPro、Business、Education、Enterpriseのアカウントが必要で、録画前に文字起こしの設定をオンにしておく必要があります。

  1. Webポータルで設定を開き、録画の項目へ進み、クラウド録画の詳細設定で音声文字起こしをオンにします。管理されたアカウントでは管理者の操作が必要な場合があります。
  2. 会議中にクラウド録画を開始します。開始できるのはホストまたは共同ホストだけです。
  3. 会議後、録画が利用可能になるとZoomからメールが届き、文字起こしの準備ができるともう一通届きます。文字起こしのほうが時間がかかることがあります。
  4. Webポータルで録画と文字起こしを開き、クラウド録画、会議名、録画の順に選びます。文字起こしは再生画面の横に、タイムスタンプ付きのセクションで表示されます。
  5. 鉛筆アイコンで語句を修正し、不明な話者の名前を変更して、VTTファイルをダウンロードします。

既定の言語は英語です。それ以外についてはZoomのヘルプページの間で記載が食い違っています。文字起こしのページには19言語と、音声を再度文字起こしする言語変更の機能が記載されていますが、設定のページには音声文字起こしは英語のみ対応とあります。頼る前に、短い録画を使って自分の言語で試してください。

方法3:ミーティング要約と文字起こし(AI Companionの機能)

AI Companionをお探しですか。Zoomはこれらの機能をZoom Workplaceに組み込み、機能名で呼ぶようになったので、ここでは単にミーティング要約です。Zoom Workplace Pro以上のライセンスユーザーが対象です。ホストは会議ウィンドウ右上のZoom AIアイコンから開始し、会議後に文字起こしを残すチェックボックスを選びます。開始と停止ができるのはホストと共同ホストだけで、参加者は誰でもホストに開始を依頼できます。

会議後、ホストはZoomのプロフィールの録画と文字起こしにある文字起こしタブで確認でき、アカウントがホストによる管理を許可していればVTTファイルでダウンロードできます。Zoomによると、この文字起こしはZoom上で直接共有できないので、ファイルは自分で送ってください。サインインしている参加者は、ホストが共有していれば要約をメールで受け取れ、アカウントが許可していればZoom Chatでも受け取れます。文字起こしについてのZoomのページが説明しているのは、ホストと管理者のアクセスだけです。

参加者としてZoom会議を文字起こしする方法

ホストや共同ホストの権限がなければ、Zoomの文字起こしもクラウド録画も開始できません。代わりにできることは次のとおりです。

  • 字幕を読む:ツールバーから字幕を表示します。内容は追えますが、テキストは保存できません。ホストが字幕を制限している場合はリクエストを送ります。
  • 文字起こしをリクエストする:ホストのアカウントでミーティング文字起こしがオンなら、詳細メニューを開いて文字起こしを選び、リクエストを送ります。ホストは開始か拒否を選べます。その後に閲覧や保存ができるかはアカウントの設定次第です。
  • あとで録画を頼む:ホストがクラウド録画をしていれば、閲覧者が文字起こしを見られる設定でリンクを共有してもらえます。
  • My Notesを使う:アカウントに含まれていれば、Zoomの個人メモ機能が文字起こしをしてくれますが、Zoom会議ではホストが許可している場合だけです。ホストにはあなたの名前の横にMy Notesのアイコンが見え、停止することもできます。
  • 自分のパソコンでデスクトップアプリを使う:後述のRelineはZoomの設定に左右されません。

知っておきたい行き止まりが1つあります。ホストから録画の権限をもらうとローカル録画になりますが、Zoomはローカル録画を文字起こししません。

録画後にZoom会議を文字起こしする方法

録画がどこにあるかで変わります。Zoomの音声文字起こしはクラウド録画だけが対象なので、パソコン上のファイルには別のツールが必要です。

手元にあるものすること
音声文字起こしをオンにして行ったクラウド録画Webポータルのクラウド録画で開き、VTTファイルをダウンロードします。動画より少し遅れて届くことがあります。
設定をオフのまま行ったクラウド録画Zoomのヘルプには、あとから文字起こしを追加する手順の説明がありません。録画のページから動画をダウンロードし、下記のファイル用の方法を使ってください。クラウド録画はClipsにも追加でき、Clipsのリリースノートにはアップロードした動画と古いクリップの文字起こしの記載がありますが、そうして追加した録画が対象だとするZoomのページはなく、私たちも試していません。
ローカル録画(MP4またはM4A)Zoomは音声文字起こしを、ローカル録画が対応していない機能に挙げています。下記のファイル用の方法を使ってください。
ほかの人が行った録画文字起こしをオンにした共有リンク、またはVTTファイルをホストに頼んでください。
  • Zoom Clips:Zoomのリリースノートによると、文字起こしが有効なら、アップロードした動画の文字起こしを手動で生成できます。以前のリリースノートでは、文字起こしの対象はPro以上のプランで、Basicは対象外です。手順を説明したヘルプページは見つからず、私たちも試していないので、アカウントにオプションが表示されるか確認してください。
  • Microsoft Word:文字起こし機能(Web版Wordと、法人アカウント向けのWindows版Word for Microsoft 365)では.wav、.mp4、.m4a、.mp3ファイルをアップロードでき、Microsoft 365サブスクリプションでは月300分までです。
  • Whisper:OpenAIのオープンソースの音声認識で、MITライセンスのもと無料で使えます。Pythonとffmpegを使って自分でインストールし、コマンドラインで実行するので、その操作に慣れた人向けです。

不明な話者だらけのVTTファイルがすでにありますか。無料の話者名エディターなら、ブラウザ上で実際の名前に置き換えられます。扱えるのはテキストの文字起こしだけで、音声の文字起こしはしません。

Zoom会議を無料で文字起こしする方法

  • Zoom Basic:自動字幕はプランに記載されていますが、ライブのみです。Zoomの料金ページには、主催する会議の要約が月3回分、AIメモが月3回とも記載されています。ただしヘルプページがこれらの機能の対象として挙げているのは有料または単独のアカウントで、Basicでの利用で文字起こしが残るかどうかは書かれていません。ミーティング文字起こしとクラウド録画の文字起こしには有料プランが必要です。
  • ローカル録画とWhisper:どちらも無料ですが、ホストであるか録画の権限が必要で、Whisperは自分でセットアップします。
  • RelineのFreeプラン:Zoom側で何も変えずにライブで文字起こしでき、プランの文字起こし時間の範囲内で、ホストのZoomプランを問わず使えます。

Relineで通話をライブ文字起こしする(ボットもホストの設定も不要)

次のZoom通話では、会議ではなく自分のパソコンの音を文字起こしできます。Mac、Windows、Linux(ベータ)向けのRelineデスクトップアプリがマイクとパソコンで再生される音を取り込み、60以上の言語に対応し、言語を自動で判別しながらリアルタイムで文字起こしします。会議には何も参加せず、参加者リストも変わらず、Zoomの設定変更をホストに頼む必要もありません。ZoomデスクトップアプリでもブラウザのZoomでも使えます。

  1. Relineデスクトップアプリをインストールしてサインインします。Freeプランから始められます。
  2. 求められたらマイクを許可し、Macではシステムオーディオも許可します。
  3. いつもどおりZoom会議に参加し、メモのために音声を録音すると参加者に伝えます。
  4. Relineで録音を押します。誰かが話すとリアルタイムの文字起こしが始まります。
  5. 会議が終わったら停止します。文字起こし、その横のAI要約、保存した音声が手に入り、各行に再生ボタンが付きます。

話者名:文字起こしは「自分」と「相手」(あなたのマイクと会議の音声)で区別され、RelineはZoomから名前を読み取りません。グループ会議では、録音ボタンの横の「相手側の話者」を開いて「話者を分ける」(ベータ)を選ぶと、Relineが会議側の声ごとに番号を振ります(推定です)。声をクリックして自分で名前を付けます。Zoomの字幕には各話者の表示名が出るので、この点はZoomのほうが優れています。

Relineが向かない場面

  • すでに終わった会議:音声や動画のアップロード機能がないので、録画済みのファイルにはZoomの機能かファイル用の文字起こしツールを使ってください。
  • 動画:Relineが残すのは音声と文字起こしで、会議や共有画面の動画は残しません。
  • Zoomからの話者名:ベータの「話者を分ける」は声に番号を振るだけで、名前はあなたが付けます。
  • Windowsの音:RelineはZoomだけでなく、既定の出力デバイス全体を録音します。ヘッドセットを使い、ほかの音はミュートしてください。
  • オフライン利用:文字起こし、要約、保存はクラウドで行います。ローカルなのは音声の取り込みだけです。
  • スマートフォン:モバイルアプリはありません。

録音していることを伝える

Zoomの文字起こしは会議ウィンドウにアイコンを表示し、録画は通知を表示します。ホストには参加者の名前の横にMy Notesのアイコンが見えます。Relineは会議に何も表示しないので、伝えるのはあなたの役目です。この方法の文字起こしも、相手の声の録音から作られています。カリフォルニア州を含む米国のいくつかの州では、通話を録音する前に全員の同意が必要です。EUではGDPRに基づく法的根拠が必要で、録音の目的を伝えるべきです。ルールは国や州によって異なるため、参加者全員がいる場所のルールを確認してください。シンプルな習慣は、会議の最初にメモのために録音すると伝え、反対があればやめることです。

出典

  • Zoom Support, "Frequently asked questions about meeting captions and transcript updates (May 2026)" (KB0085668): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Using Meeting transcripts" (KB0085682) and "Enabling or disabling meeting transcripts" (KB0085675): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Enabling or disabling automated captions" (KB0058810) and "Viewing captions in a meeting or webinar" (KB0059762): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Using audio transcription for cloud recordings" (KB0064927) and "Enabling or disabling audio transcription for cloud recordings" (KB0065911): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Starting a cloud recording" (KB0062627), "Starting a computer recording" (KB0076922) and "Managing and sharing cloud recordings" (KB0067567): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Using Meeting Summary with AI" (KB0058013) and "Accessing meeting transcripts for Meeting Summary with AI" (KB0076632): support.zoom.com
  • Zoom Support, "Using My Notes" (KB0087985) and "Release notes for Zoom Clips" (KB0068160): support.zoom.com
  • Zoom, "Zoom Workplace Pricing": zoom.us/pricing
  • Zoom blog, "Meet ZoomMate: Zoom's next chapter in AI" (24 June 2026): zoom.com/en/blog/zoom-ai-companion-zoommate
  • Microsoft Support, "Transcribe your recordings": support.microsoft.com
  • OpenAI, Whisper: github.com/openai/whisper
よくある質問

よくあるご質問

Zoomは会議を自動で文字起こしできますか?
はい、有料プランならできます。ミーティング文字起こしの設定で、すべての会議または要約のある会議だけを自動で文字起こしでき、音声文字起こしをオンにしたクラウド録画では会議後にVTTファイルが得られます。ミーティング文字起こしは既定でオフなので、先に誰かがオンにする必要があります。
ホストでなくてもZoom会議を文字起こしできますか?
Zoomの文字起こしは、ホストが開始しない限り使えません。リクエストする、字幕を読む、ホストが許可していればMy Notesを使う、といった方法があります。RelineのようなデスクトップアプリならZoomの設定なしでパソコンの音を文字起こしできるので、先に参加者に伝えてください。
すでに録画したZoomの文字起こしはどう入手しますか?
文字起こしの設定をオンにしたクラウド録画なら、Webポータルで開いてVTTファイルをダウンロードします。Zoomはローカル録画を文字起こししないので、Microsoft Wordの文字起こし機能やWhisperなどファイル用のツールを使ってください。Pro以上のプランならZoom Clipsも使える可能性がありますが、根拠はリリースノートのみで、私たちは試していません。Relineにはファイルのアップロード機能がないので、この場合は役立ちません。
無料アカウントでもZoomは文字起こししますか?
ミーティング文字起こしとクラウド録画の文字起こしは使えません。どちらも有料プランが必要です。Zoomの料金ページではBasicに自動字幕が記載されていますが、ライブのみです。同じページには主催する会議の要約が月3回分、AIメモが月3回とも記載されていますが、Basicで文字起こしが残るかどうかはZoomのヘルプに書かれていません。
Zoomで字幕を保存できなくなったのはなぜですか?
Zoomは2026年5月に字幕と文字起こしを分けました。字幕は会議中に読むためのもので、字幕の保存と完全な文字起こしの古い設定はなくなりました。テキストを残すには、ホストまたは管理者がミーティング文字起こしをオンにする必要があります。
RelineはZoomの録画ファイルを文字起こしできますか?
できません。Relineはマイクとパソコンの音を録音している間にリアルタイムで文字起こしするもので、音声や動画のアップロード機能はありません。役立つのは次の会議で、すでに終わった会議には使えません。
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