AI議事録ツールのSlack共有設定:投稿内容を制限する方法
要約はSlackで役立ちます。会議の全部は、たいてい不要です。
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はい、ある程度は可能です。多くのAI議事録ツールは投稿先を選べ、一部は投稿する会議を絞り込めますが、投稿するセクションまで選べるものはわずかです。Slackに届く内容を絞るには、まずアプリを承認制にし、チームごとのプライベートチャンネルに投稿し、ワークスペース全体の自動投稿はオフのままにし、文字起こしと録音はツール内に残します。
この記事では、5つのツールが実際に投稿する内容、チャンネルとDMの違い、要約のどの部分が危ないか、リンクプレビューを誰が見られるか、求めるべき管理機能、そのまま使える初期設定を紹介します。議事録ツールのSlackアプリが要求すべきOAuthスコープは、IT管理者向けチェックリストをご覧ください。RelineもAI議事録ツールを作っているため、自社のSlack連携についても、できないことを含めて率直に書きます。
各ツールがSlackに投稿する内容
各行は、ベンダー自身のヘルプページまたはSlack Marketplaceの掲載情報に基づき、2026年10月に確認したものです。機能は変わるため、展開前にテスト用ワークスペースで確かめてください。
| ツール | 投稿される内容 | 投稿先 | 投稿内容のコントロール |
|---|---|---|---|
| Fireflies | Fireflies上の記録全体を開くタイトルリンク、時刻、参加者、短い概要。スレッドに箇条書きのメモとアクションアイテム | パブリックチャンネル、プライベートチャンネル(先にボットを招待)、DM | Integration Rulesでタイトル、主催者、参加者、会議の種類で絞り込み可能(Businessプラン以上)。管理者は管理者以外によるSlack設定の作成を制限可能。プライベートに設定された会議は送られない |
| Otter | 会議後のメモと自動要約、担当者へのアクションアイテム、会議前のリマインダー。貼り付けたOtterリンクは要約付きでプレビュー表示 | Slackチャンネルと担当者へのメッセージ | Slack Marketplaceの掲載情報には会議の絞り込みやセクション選択の記載なし。接続前にテスト用ワークスペースで確認 |
| Granola | ノートへのリンクと要約 | チャンネルのみ。プライベートチャンネルはGranolaアプリの追加が必要 | ノートごとのSend to Slack、またはフォルダごとの自動投稿ルール。ボタンはノートに共有可能なリンクがある場合のみ表示 |
| Fathom | 通話中にマークしたハイライトクリップと、AI Searchのキーワードアラート。要約はネイティブのSlack連携に含まれない | パブリックチャンネルのみ | どのハイライト種別をどのチャンネルに送るか選択。Slackに送ったクリップは削除不可 |
| Reline | タイトル、1行の紹介文、「Open in Reline」ボタン。AI要約とアクションアイテムはスレッドの返信として投稿。文字起こしと録音は投稿しない | チャンネルのみ。フォルダごと、teamspaceごと、またはワークスペースの既定で設定。DMなし | 初期状態はオフ。Slackを接続できるのはワークスペース管理者のみ。フォルダ単位で有効化・拒否が可能。teamspace全体の投稿はteamspace管理者が切り替え |
チャンネルかDMか:最終的に誰が読むのか
- パブリックチャンネル:Slackワークスペースの誰でも開いて履歴を読めます。数か月後に参加した人も含みます。
- プライベートチャンネル:メンバーのみですが、メンバーは入れ替わります。営業や人事チームの要約を流す前に確認してください。
- Slack Connectチャンネル:他社の人が参加しています。自動要約を共有チャンネルに流すのは避けてください。
- 自分宛てのDM:転送前に手直ししたい要約にとって最も安全な場所です。FirefliesはDMに対応、Granola、Fathom、Relineはチャンネルのみです。
要約、アクションアイテム、文字起こし:それぞれ何が漏れるか
| 投稿される内容 | よくあるリスク | より安全な選択 |
|---|---|---|
| AI要約の全文 | 価格、氏名、健康や人事の情報、余談が平文のままSlackに残り、Slack検索の対象になる | チームのプライベートチャンネルに投稿するか、送信前に要約を読む |
| アクションアイテムのみ | 露出が最も少ない。担当者と期日に機密性の高い文脈が含まれることはまれ | 大きなチャンネルの既定として最適 |
| 文字起こしや録音へのリンク | ツールの権限を守るリンクなら安全。公開リンクや、プレビューに内容が出る場合は危険 | アクセス確認付きのリンクにし、保護されたノートのプレビューはオフ |
| 動画・音声クリップ | クリップそのものが内容。FathomではSlackに送ったクリップを削除できない | 全員が通話に参加していてもよいチャンネルにだけ送る |
リンクプレビューは誰が見られるか
リンクプレビュー(アンファール)はリンク以上の情報を表示することがあります。OtterのSlackアプリは、Otterのリンクを会議の詳細と自動要約付きで展開します。Granolaは「Anyone with the link」に設定したノートについて、タイトル、参加者、日付、要約の抜粋を含むプレビューを表示します。社内限定や非公開のノートは、ユーザーか管理者がプレビューを有効にしない限り汎用の表示になります。Slackはプレビューをキャッシュするため、設定を変えても過去のメッセージは更新されません。
Slackには2つの手段があります。メンバーは自分のメッセージからプレビューを削除できます。ワークスペースのオーナーと管理者は、アプリ設定で各アプリのプレビューの動作を設定でき(Pro、Business+、Enterprise)、ワークスペース設定の「添付ファイル」タブで特定サイトのプレビューをブロックできます。
確認すべき管理機能
- Slackのアプリ承認。メンバーが勝手に議事録ツールを入れられないようにします。アプリの承認は、そのスコープの承認でもあります。
- ツールをSlackに接続できる人:全員か、管理者のみか。
- チーム全体の自動投稿をオンにできる人と、その変更が監査ログに残るか。
- 会議の絞り込み:社外との通話、特定の主催者、特定のタイトルは投稿しない。
- チームごとに管理者が固定した投稿先。誰でも変えられる既定値ではないこと。
- セクションの選択:アクションアイテムのみ、または要約全文ではなく短い概要。
- リンクの扱い:閲覧者のアクセス権を確認するか、プレビューをオフにできるか。
「you are approving the scopes it will use to take actions in your workspace」(Slack Help Center、英語原文)
安全な初期設定
- Slackのアプリ承認をオンにし、承認する議事録ツールを1つに絞る。
- チームごとに要約用のプライベートチャンネルを作り(例:#recaps-sales)、メンバーを確認する。
- ワークスペース全体の自動投稿はオフのままにする。チャンネルの全員が会議に参加してもよいチームやフォルダでだけ有効にする。
- 社外、人事、法務、1on1の会議はフィルターで除外するか、投稿しないフォルダに入れる。
- 大きなチャンネルではアクションアイテムか短い概要にとどめ、文字起こしと録音はツール内に残す。
- 保護されたノートのリンクプレビューはオフにし、貼り付けたリンクに要約が出る場合があるとチームに伝える。
- この運用をAI議事録ツールのポリシーに書き、チャンネルのメンバーを四半期ごとに見直す。
RelineのSlack連携の仕組み
- Slackを接続できるのはワークスペースのオーナーまたは管理者だけです。アプリが要求するボットスコープはchannels:read、groups:read、chat:write、chat:write.publicの4つで、チャンネル履歴やファイルは読めません。
- 初期状態では何も投稿されません。フォルダ単位で有効にするか、teamspace管理者がteamspace全体で有効にするか、ワークスペース管理者がワークスペース全体に共有されたフォルダで有効にします。フォルダはいつでも拒否でき、ワークスペースの設定がプライベートフォルダに及ぶことはありません。
- 投稿はノートのタイトル、1行の紹介文、「Open in Reline」ボタンで構成されます。AI要約はスレッドの返信として続き、アクションアイテムは別の返信として投稿され、項目が変わると更新されます。
- 文字起こしと録音がSlackに送られることはありません。ボタンはRelineでノートを開きます。Relineのノートは初期状態で非公開のため、ノートへのアクセス権がないチャンネルメンバーは開けません。
- RelineのSlackアプリは、Slackがアプリのリンクプレビューに必要とするスコープを要求していないため、Relineのリンクを展開しません。
- teamspace全体またはワークスペース全体の投稿のオン・オフはワークスペースの監査ログに記録され、Enterpriseのワークスペースで確認できます。
Relineがまだできないこと:要約のDM送信、タイトルや参加者による投稿対象の絞り込み、要約なしでアクションアイテムだけを投稿すること。必要な場合は、会議内容をすべて共有してよいフォルダでだけ自動投稿を有効にしてください。
よくあるご質問
- AI議事録ツールのSlack連携で共有される内容を制限できますか?
- ある程度はできます。アプリのインストール可否、投稿先のチャンネル、ツールによっては投稿する会議を管理できます。要約全文などのセクションを外せるツールは少ないため、要約はチームのプライベートチャンネルに送り、文字起こしはツール内に残しましょう。
- 知らないうちに議事録ツールがSlackにメモを投稿することはありますか?
- あります。自分のノートがあるチームやフォルダで、誰かが自動投稿を設定していれば投稿されます。誰が自動投稿をオンにできるか、変更が記録されるかを確認してください。Relineでは投稿は初期状態でオフで、teamspace全体の投稿は監査ログに記録されます。
- Slackのリンクプレビューに会議の要約は表示されますか?
- 表示されることがあります。Otterのリンクは自動要約付きで展開され、Granolaはリンクを知っている全員に共有されたノートで要約の抜粋を表示します。Slack管理者はアプリごとにプレビューを設定でき、メンバーは自分のメッセージからプレビューを削除できます。
- ノートを非公開にするとSlackからも消えますか?
- 消えません。投稿済みのテキストは、誰かがSlack上でメッセージを削除するまで残ります。ノートの共有設定の変更や自動投稿のオフは、今後の投稿にだけ影響します。
- Relineは文字起こしや録音をSlackに投稿しますか?
- しません。Relineはノートのタイトル、AI要約、アクションアイテムをチャンネルに投稿し、Relineでノートを開くボタンを添えます。文字起こしと録音は、初期状態で非公開の権限のもとRelineに残ります。
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