Notta Botが会議に参加する理由と止め方
Notta Botを止める方法を、Notta公式ヘルプセンターで一つずつ確認しました。自分のアカウント、同僚のアカウント、ホスト、IT管理者の立場別に解説します。
この記事の内容
Notta Botが会議に参加するのは、誰かのNottaアカウントが送り込んだからです。多くはカレンダーの自動参加、ときにZoomの自動参加や貼り付けたリンク経由です。今すぐ外すには、ホストが参加者リストから「Notta Bot」を削除します。次回以降を止めるには、ボットの持ち主がNottaで自動参加をオフにするか、カレンダー連携を解除します。
なぜNotta Botは会議に参加するのか
Notta Botは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexの通話に参加者として加わって録音するボットです。Notta自身の比較表でも、ボットは参加者リストに表示されると書かれています。ボットが自分で会議を見つけることはありません。Nottaのユーザーが、次の5つのいずれかの方法で送り込んでいます。
| ボットの送り方 | きっかけ | オフにする場所 |
|---|---|---|
| カレンダーの自動参加 | GoogleカレンダーかOutlookカレンダーが連携され、「Automatically record online meetings from calendar events」がオン。ユーザーがホストでもゲストでも動作します。 | Upcoming events > 歯車アイコン > Auto-actions |
| 個別にオンにした予定 | Upcoming eventsの各予定にあるAuto-joinスイッチ。一括設定と異なる状態にできます | Upcoming eventsの同じスイッチ |
| Googleカレンダー上のChrome拡張機能 | Googleカレンダーの予定の下部にあるNottaスイッチ | 予定を編集(鉛筆アイコン)してNottaをオフ |
| Zoomの自動参加(Pro、Business、Enterprise) | 「Automatically record Zoom meetings」がオン。ユーザーがホストとして開始するZoom会議に、カレンダーの予定の有無にかかわらずボットが参加を試みます | プロフィール画像 > Settings > Meeting Bot |
| 手動の招待 | Record online meeting(Web)または + > Online meetings(モバイル)に会議リンクを貼り付ける、または拡張機能がGoogle Meetに追加するStart Recordingボタン | オフにする設定はなく、ユーザーがやめるだけです |
カレンダーの自動参加には、ボットがある会議には来て別の会議には来ない理由となるフィルターがあります。対象プラットフォーム(Zoom、Google Meet、Teams、Webexから1つ以上)、会議の種類(「All events」「Internal meetings only」「External meetings only」。招待者のメールドメインで判定)、そしてタイトルのキーワードによるAuto-join WhitelistとBlacklistです。Nottaが同期するのは今後2週間の予定で、終日の予定や複数日にまたがる予定は対象外です。
まず、誰のNotta Botなのかを確かめる
Otterと違い、Nottaは既定ではボット名に持ち主の名前を入れません。多くの場合「Notta Bot」と表示されます。有料プランのユーザーはZoom、Teams、Webexでボット名を変更できるため(NottaによるとGoogle Meetでは「Notta Bot」のまま表示されることがあります)、見慣れない名前のボットがNottaであることもあります。ほかの手がかりは、Nottaの録音通知の表示と、ユーザーがNotta AIを使っていることを知らせる任意のチャットメッセージです。いちばん早いのは、チャットで誰が招待したかを尋ねることです。
| 見えている状況 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 自分が主催する会議にNotta Botが来て、自分はNottaを使っている | 自分のカレンダー自動参加かZoom自動参加がオン | どちらもオフにする(手順は下記) |
| Nottaを使っていないのにNotta Botが来る | 参加者のアカウントが、招待された予定に自動参加している | 今は削除し、その人に予定をオフにしてもらう |
| 1つの通話にNotta Botが2つ | 別々のNottaワークスペースの参加者がいる。Nottaが送るボットはワークスペースごとに最大1つ | 両方を削除し、それぞれの持ち主に予定をオフにしてもらう |
| カレンダー自動参加をオフにしたのにまだ来る | 個別にオンにした予定、Chrome拡張機能のスイッチ、またはZoom自動参加 | Upcoming events、カレンダーの予定、Settings > Meeting Botを確認 |
| カレンダーにない、自分がホストのZoom会議に来る | 「Automatically record Zoom meetings」がオン | Settings > Meeting Botでオフにする |
自分のNotta Botを参加させない方法
自分のボットなら数分で済み、データは何も消えません。Notta Webでの手順です。
- サインインしてUpcoming eventsを開きます。
- 右上の歯車アイコンをクリックし、Notta BotとAuto-joinの設定を開きます。
- Auto-actionsで「Automatically record online meetings from calendar events」をオフにします。一部の会議ではボットを使い続けたい場合は、代わりに絞り込みます。プラットフォームを減らす、「Internal meetings only」か「External meetings only」を選ぶ、Auto-join Blacklistにタイトルのキーワードを入れる、のいずれかです。
- 設定画面右下の「Check bot’s scheduled events」をクリックし、まだ対象になっている予定を確認します。
- Upcoming eventsに戻って今後2週間の予定を確認し、手動でオンにした予定のAuto-joinスイッチをオフにします。
自分がホストするZoom会議
Integrations & AppsでZoomを連携している場合は、プロフィール画像 > Settings > Meeting Botを開き、「Automatically record Zoom meetings」をオフにします。この設定はカレンダーとは別物で、カレンダーにない会議でも、あなたがホストとして開始したZoom会議にボットを送ります。Integrations & AppsでZoomの連携を解除しても止まります。
NottaのChrome拡張機能を使っている場合
拡張機能は、Googleカレンダーの予定にNottaの自動参加スイッチを追加します。作成済みの予定は、鉛筆アイコンで編集画面を開いてNottaをオフにします。拡張機能を使わなくなったなら、Chromeから削除しておくと安心です。
Nottaとカレンダーの連携を解除する方法
自動参加をオフにしてもカレンダーは連携されたままなので、必要なときに自分でボットを招待できます。連携を完全に切るには次のとおりです。
- Notta Webで、サイドバー左下のIntegrations & Appsをクリックします。
- 一覧からGoogle CalendarまたはOutlook Calendarを探します。
- Disconnectをクリックし、ポップアップでもう一度Disconnectをクリックします。「Integration has been disconnected」と表示されれば完了です。
モバイルアプリでは、Settings(右下)> Integrations > Disconnectです。カレンダー側からNottaのアクセス権を取り消すこともできます。Nottaが連携を作り直す手順として案内している方法と同じです。
- Googleカレンダー:カレンダーを所有するアカウントでmyaccount.google.com/connectionsを開き、Notta.aiを選んで「Notta.ai とのすべての接続を削除」を選びます。
- Outlookカレンダー:Microsoftアカウントで、プライバシー >「データにアクセスできるアプリとサービス」を開き、Nottaを探して編集をクリックし、「これらのアクセス許可を削除」を選びます。職場のMicrosoft 365アカウントなら、IT部門がMicrosoft Entraのエンタープライズアプリケーションで確認することもできます。
- 連携の解除はカレンダーとのつながりを切るだけです。録音の削除はNotta内での別の操作です。
他人のNotta Botを自分の会議から外す方法
他人のNottaの設定は変えられませんが、会議を管理するのはあなたです。
- ホスト、またはプラットフォームが参加者の削除を許可している人として、参加者リストから「Notta Bot」を削除します。Notta自身のガイドでも、Zoom、Google Meet、Teams、Webexで会議中にボットを止める方法として案内されています。
- ボットが待機室やロビーで待っている場合は、入室を許可しないでください。Nottaによると、5分以内に許可されなかったボットは自動的に退出します。
- Zoomでは、ボットからの録画許可のリクエストを拒否します。ただしNottaのボット設定にはZoom向けの「Require Host Approval」スイッチがあり、Nottaの利用者がオフにできます。それで何が省略されるかはNottaのヘルプページ間で説明が食い違っているため、この確認は保証ではなく防御の一つと考えてください。
- そのうえで次回に備えます。ボットを送った人に、Upcoming eventsでその予定をオフにするか、自動参加の条件を絞るよう頼みましょう。ボットを外しても、片づくのは今日の会議だけです。
Notta Botは、ほかの参加者が誰もいなくなったときや、最大録音時間の5時間に達したときにも自動で退出します。
Zoom、Google Meet、Teams、Webexのホストとして
Nottaのヘルプセンターには、ボットが入室するための条件が書かれています。裏返せば、ボットを締め出す条件の一覧です。設定名は各プラットフォームの英語版画面の表記で記載しています。
| プラットフォーム | Nottaによるボットの入室条件 | ボットを止める設定 |
|---|---|---|
| Zoom | 待機室からの入室許可、ホストの録画許可、外部参加者のローカル録画が許可されていること。ウェビナーは非対応 | 「Waiting Room」をオン。録画を許可しない。外部参加者のローカル録画を制限する |
| Google Meet | 「承諾」のクリック。ただし会議のアクセスが「オープン」の場合は不要 | 会議のアクセスを「Trusted」または「Restricted」にし、「Host management」をオン |
| Microsoft Teams | ロビーからの入室許可。ユーザー認証が必要な会議は非対応 | 「Who can bypass the lobby?」を「People in my org」に |
| Webex | ロビーからの入室許可。パスコード付きの会議リンクのみ対応 | ロビーをオンにし、ボットを入室させない |
すべてのノートテイカーボットを対象にした、管理者レベルのアプリ制限を含むプラットフォーム別の完全な手順は、AIノートテイカーをブロックするガイドにまとめています。
IT管理者向け:組織全体でNottaを管理する
会社でNotta Enterpriseのワークスペースを契約している場合、オーナーは全員の連携をオフにできます。プロフィール画像 > Settings > Security > Feature Restrictionsで「Disable third party integrations」をオンにし、カレンダーのサービスにチェックを入れてDisable Integrationsをクリックします。Nottaによると、カレンダー連携を無効にすると、全メンバーについてカレンダーの予定経由でのボットの自動参加が止まります。会議リンクの貼り付けは別の経路なので、上記の会議側の設定と組み合わせてください。
ワークスペースの挙動で知っておきたい点が二つあります。同じワークスペースの複数のメンバーが同じ予定で自動参加をオンにしていても、参加するボットは1つで、文字起こしも1つだけ作られます。作成者は、予定の作成者が自動参加をオンにしていればその人、そうでなければ最初に招待されたメンバーです。自動参加をオンにしたメンバーは全員、それを閲覧、編集、共有できます。別のワークスペースのメンバーは、2つ目のボットを送ります。
会社でNottaを使っていない場合、個々のNottaアカウントには手が届きません。Zoom App Marketplace、Google Workspace、Microsoft Entraでサードパーティアプリを制限すれば社内の人がNottaを連携するのは防げますが、社外のゲストが送ったボットはゲストとしてやって来ます。そのため、組織全体の待機室とロビーの既定設定がいちばん効きます。
Nottaアカウントを削除する方法
削除は元に戻せず、Nottaによるとデータは復元できません。必要なものは先にエクスポートしてください。Nottaは4つの条件を挙げています。有料プランの有効期間が完全に終了していること、サブスクリプションを解約していること(カード払いはNotta Web、アプリ内購入はApp StoreまたはGoogle Play、請求書払いは営業担当経由)、スマートデバイスの連携を解除していること、SSOを無効にしていることです。そのうえで次のとおりです。
- Notta Webで個人のワークスペースに移動し、プロフィール画像 > Settings > Delete accountをクリックします。
- アカウント情報を確認し、通知用のメールアドレスを入力してContinueをクリックします。
- 注意事項を読んで確認のチェックを入れ、Continueをクリックします。理由を選んでSubmitをクリックし、最後にDeleteで確定します。
モバイルアプリではMine > My Account > Delete accountです。アプリを削除するだけでは、アカウントは消えず、サブスクリプションも解約されません。
会議にボットを入れずにメモを取りたい場合
Nottaにも独自の答えがあります。Notta Desktopは、マイクとシステム音声をパソコン上で録音し、参加者リストにボットは表示されません。Nottaによると全プランで利用でき、システム音声の録音にはmacOS 13以降(macOS 11と12はマイクのみ)またはWindows 10以降が必要です。Nottaは、ほかの参加者には文字起こし中であることが一切わからないとも説明しています。つまり、伝えるのはあなたの役目です。
Relineも、録音の段階では同じ仕組みです。マイクと会議の音声をあなた自身のデバイスで録音します。Mac、Windows、Linux(ベータ)のデスクトップアプリ、またはブラウザから使え、通話には何も参加しません。文字起こし、AI要約、保存はクラウドで行われます。Relineのチャットで会議について質問すると、回答は根拠となった場面を引用し、そのクリップをその場で再生できます。
Nottaに公平を期すと、製品のほかの部分が気に入っているなら、Notta Desktopでツールを変えずにボットをなくせます。どちらのツールも、他人が送ったボットを外すことはできません。それができるのは上記の手順だけです。
出典
- Nottaヘルプセンター(いずれも2026年10月22日に確認):「Transcribe online meetings via calendar integration」「Record and transcribe online meetings」「Automatically add Notta Bot to Zoom meetings you host」「Manage auto-join from Google Calendar with the Chrome extension」「Intro to the Notta Chrome extension」。
- Nottaヘルプセンター:「How does Notta Bot work when multiple members enable auto-join?」「What should I do if the Notta Bot fails to auto-join a calendar event?」「Connect or Disconnect third-party integrations」「What should I do if my calendar events don’t sync?」「Disable third-party integrations」。
- Nottaヘルプセンター:「Notta Desktop vs. Notta Bot: What’s the Difference?」「What is Bot-Free Recording?」「Bot-free recording for Zoom meetings」「How to delete my Notta account?」。
- Notta「Notta Bot」機能紹介ページ(notta.ai/en/features/notta-bot)。
よくあるご質問
- Nottaを使っていないのに、Notta Botが会議に参加するのはなぜですか?
- 参加者の誰かが使っているからです。その人のNottaアカウントが、あなたの会議が入ったカレンダーと連携し、自動参加がオンになっているため、Notta Botが参加者として加わります。ホストは参加者リストから削除するか、待機室やロビーで入室を許可しないことができます。次回以降を止めるには、ボットを送った人がNottaでその予定をオフにする必要があります。
- Notta Botを会議から外すにはどうすればいいですか?
- Zoom、Google Meet、Teams、Webexの参加者リストから「Notta Bot」を削除します。Notta自身のガイドでも、会議中に止める方法として案内されています。Nottaはこのためのチャットコマンドを案内していません。自分でボットを送った場合は、NottaでEnd recordingをクリックしても止められます。ほかの全員が退出したときや、5時間たったときにもボットは退出します。
- Nottaの自動参加をオフにするには?
- Notta WebでUpcoming eventsを開き、歯車アイコンをクリックして「Automatically record online meetings from calendar events」をオフにします。次に、Upcoming eventsで個別にオンにした予定をオフにします。Zoomを連携している場合は、プロフィール画像 > Settings > Meeting Botの「Automatically record Zoom meetings」もオフにしてください。
- Notta Botはホストの許可なしに参加できますか?
- 多くの場合は待たされます。Nottaによると、待機室やロビーが有効なときはホストの入室許可が必要で、5分以内に許可されないボットは退出します。Google Meetでクリックなしに入れるのは、会議のアクセスが「オープン」の場合だけです。Zoomではホストに録画許可のリクエストが届くのが通常ですが、NottaにはZoom向けの「Require Host Approval」設定もあります。
- Nottaはボットなしで会議を記録できますか?
- できます。Notta Desktopはマイクとシステム音声をパソコン上で録音し、参加者リストにボットは表示されません。Nottaによると全プランで利用でき、システム音声にはmacOS 13以降またはWindows 10以降が必要です。ほかの参加者には何も見えないため、同意を得るのは利用者の責任だとNottaは注意を促しています。
- Nottaのアプリを削除すればボットは止まりますか?
- 止まりません。ボットを送っているのは、スマートフォンのアプリではなく、Nottaアカウントとそのカレンダー連携やZoom連携です。Nottaによると、アプリを削除してもアカウントは消えず、サブスクリプションも解約されません。自動参加をオフにするか、Integrations & Appsでカレンダー連携を解除するか、Settingsからアカウントを削除してください。
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