2026 年の Fathom 代替ツール:乗り換え理由別のおすすめ
6 つのツール、Fathom から乗り換える 5 つの理由、そして各社が現在公開している料金。
この記事の内容
Fathom の代替として最適なツールは、乗り換える理由によって変わる。どの PC でも Bot を入れたくないなら Reline、Granola、Jamie。無料プランで毎月しっかりした AI 要約がほしいなら Reline。有料席を安くしたいなら Otter。CRM 連携付きのチームライブラリなら tl;dv か Fireflies。Fathom と Granola だけを比べたいなら、専用の比較記事がある。
なぜ Fathom の代替を探すのか
Fathom の無料プランは業界でも屈指の手厚さで、録音と文字起こしがずっと無制限だ。それでも乗り換える理由は次の 5 つに分かれ、それぞれ最適な代替が異なる。
- Bot。Fathom は標準で通話に Bot として参加する。Fathom のヘルプセンターによれば、Bot なしの取得は Mac 限定のベータ(macOS 14.2 以降、段階的に提供)で、Windows では Microsoft Teams 向けの限定アルファにとどまる。
- 無料プランは高品質な要約に上限がある。無料プランの高度な AI 要約は毎月最初の 5 件の通話までで、その後は基本テンプレートのみになる。AI アクションアイテムとフォローアップメールは有料機能で、Ask Fathom は無料プランでは制限付きとされている。
- チーム料金。Team(年払い $15、月払い $19)と Business($25 と $34)は最低 2 ユーザーが必要。個人は Premium に $16 または $20 を払う。
- Bot なしモードの対応言語。Bot ありなら 38 言語を文字起こしできるが、Bot なし版の対応は英語とほか 19 言語だ。
- データの利用。Fathom は AI の委託先があなたのデータで学習することは認めていないとしつつ、設定でオプトアウトしない限り、匿名化した顧客データを自社モデルの改善に使うと説明している。
Fathom の代替を比較:料金と無料プラン
料金は 1 席あたりの月額で、2026 年 10 月 23 日時点の各社料金ページによる。プランは頻繁に変わるため、購入前に最新のページを確認してほしい。
| ツール | 無料プラン | 有料プランの入口(年払い / 月払い) | 通話に Bot が入るか |
|---|---|---|---|
| Fathom | 録音と文字起こしは無制限。高度な要約は月 5 件の通話まで | Premium $16 / $20 | 標準は Bot。Bot なしは Mac 限定のベータ |
| Reline | ノートあたり 1 時間、完全な AI 要約付きで月 10 時間の文字起こし、2 GB。毎月更新、カード不要 | Professional $12 / $15 | 入らない:macOS、Windows、Linux(ベータ)、ブラウザでローカル取得 |
| Granola | Basic:会議履歴 30 日間 | Business $14(年払い価格の記載なし) | 入らない:端末の音声を使い、文字起こし後に削除 |
| Jamie | 月 10 件の AI ノート、会議は 30 分まで | Plus €21(請求期間の記載なし)、Pro €39(年払い) | 入らない:Mac と Windows のデスクトップアプリ |
| Otter | 月 300 分、1 会話 30 分まで | Pro $8.33 / $16.99 | 通話に Bot が入る。Mac と Windows のデスクトップアプリなら Bot なし |
| tl;dv | AI ノートは生涯で最初の 10 会議のみ。録音は 3 か月保存 | Pro €18 / €29 | 標準は Bot。デスクトップアプリなら Bot なしで音声のみ |
| Fireflies | 1 回限りの AI クレジット 20、1 席あたり 400 分の保存容量 | 確認時点では料金ページに価格の表示なし | 標準は Bot。デスクトップアプリと Chrome 拡張なら Bot なし |
Bot が理由なら:Reline、Granola、Jamie
まず Fathom 自身の選択肢を確認しよう。新しめの Mac なら Bot なしのベータに参加できる。ヘルプセンターによると、録音を保存しない Transcript Only と、映像なしで音声を残す Audio Only の 2 モードがある。Windows や Linux を使っている、あるいはどのプランでも Bot をゼロにしたいなら、最初からそう設計された 3 つのツールがある。
- Reline は macOS、Windows、Linux(ベータ)、ブラウザでマイクと通話音声をローカルに取得し、クラウドでリアルタイムに文字起こしする。録音は AI 要約の隣に残り、文字起こしのどの行からでも再生できる。
- Granola は無料プランを含むすべてのプランで Bot なしに端末の音声を記録し、iOS と Android のアプリもある。料金ページによれば音声は文字起こし後に削除されるため、後から聞き直すことはできない。
- Jamie は Mac と Windows のデスクトップアプリで、ドキュメントによれば会議に仮想 Bot を入れる必要がない。全プランで EU ホスティングだ。
Bot がないことは、同意が不要という意味ではない。ローカル録音は Bot より目立たないため、録音していることを参加者に伝え、自分と相手がいる場所の法律に従う責任は引き続きあなたにある。
無料プランが理由なら:各社の無料プランで実際にできること
無料で録音できる量では Fathom に勝つのは難しい。厳しいのは AI で、高度な要約は月 5 件までだ。ほかの無料プランは別の部分を重視している。
- Reline:月 10 時間の文字起こしで、すべてに完全な AI 要約と Lenses が付き、毎月更新される。文字起こしが自動で削除されることはない。時間は Fathom より少ないが、会議ごとの AI は多い。
- Granola:会議数の上限は記載されていないが、Basic の履歴は 30 日間だけ。
- Jamie:月 10 件の AI ノート、会議は 30 分まで。
- Otter:月 300 分だが、1 会話は 30 分で止まり、履歴に残るのは直近 25 件の会話のみ。
- tl;dv:AI ノートは通算で最初の 10 会議だけで、その後は各会議の最初の 10 分のみ。無料プランの録音は 3 か月後に削除される。
料金や最低 2 席の条件が理由なら
Fathom Premium は年払いで月 $16、月払いで $20。Team と Business は 1 席あたり安い、または機能が多いが、最低 2 ユーザーが必要だ。より安い、または最低席数のない有料プランは次のとおり。
- Otter Pro:Otter の料金ページによれば、年払いで月 $8.33、月払いで $16.99。
- Reline Professional:年払いで月 $12、月払いで $15。録音、文字起こし、ストレージは無制限で、最低席数もない。
- Granola Business:月 $14。
- tl;dv Pro:年払いで月 €18、月払いで €29。
チームライブラリと CRM 連携が必要なら:tl;dv、Fireflies、Otter
まず手元の機能を確認しよう。Fathom の Free と Premium には、メールドメインあたり最大 3 ユーザーまで HubSpot、Salesforce、Close との CRM 同期が含まれ、Business では CRM の項目に情報を書き込める。さらに必要なら、Otter Business はユーザー数無制限で Salesforce か HubSpot にノートを同期でき(年払い $19.99、月払い $30)、tl;dv は連携クレジットで HubSpot、Salesforce、Salesloft のワークフローを動かせる。Fireflies は Pro と Business にアプリと CRM の連携を含む。Granola Business は HubSpot、Attio、Affinity とつながり、Salesforce は Enterprise で使える。
この用途では Reline は向いていない。Slack、Linear、Notion と連携し、AI アシスタント向けの MCP サーバーを提供しているが、CRM との同期はない。
対応言語が理由なら:Jamie、Reline、Fireflies
Fathom の文字起こしは 38 言語で、Bot なし版は英語とほか 19 言語に対応する。Jamie は全プランで 99 以上の言語、Reline は自動言語検出付きで 60 以上の言語を文字起こしし、Fireflies は英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語に加え、100 以上の言語をベータで扱う。Otter の料金ページに載っているのは 6 言語だ。会議の途中で言語が切り替わるなら、決める前に実際の録音で試してほしい。
Fathom と Granola だけで迷っているなら
それは別の問いだ。通話を残すレコーダーと、音声を残さないメモ帳の比較になる。Granola と Fathom の比較記事では、取得方法、無料プラン、料金、要約、プライバシーを 2 つに絞って整理しており、3 者比較の記事では Otter も加えている。
Reline が合うケースを正直に
Reline はまずノートアプリだ。全プランで Bot なしのローカル取得、自分の声と相手側を分けるリアルタイム文字起こし(自分 vs 相手)、保存した録音の隣に並ぶ AI 要約、再利用できる Lenses、チームで同時に書ける Notion 風エディター、そしてノート、フォルダー、ワークスペースをまたぐチャットを備える。文字起こし、AI、ストレージはクラウドで動き、端末上で行うのは音声の取得だけだ。
できないこと:録音は音声のみで映像はない。モバイルアプリはない。CRM 同期はない。Linux アプリはベータ版だ。動画クリップや CRM の更新が必要なら、Fathom や tl;dv の方が向いている。
Fathom を使い続けるべきなのはどんなときか
無料プランで大量の通話を録音したい、映像も残したい、少人数のチームで CRM 同期を無料で使いたいなら、使い続けよう。無制限の無料録音と最大 3 ユーザーの HubSpot、Salesforce 同期を両立するツールは少ない。Fathom は HIPAA、SOC 2 Type II、GDPR に準拠しているとも説明している。Bot だけが不満で新しめの Mac を使っているなら、乗り換える前に Bot なしのベータを試してほしい。
履歴を失わずに乗り換えるには
- 何かを解約する前に、残したい録音、文字起こし、要約をエクスポートする。
- 上のセクションから乗り換えの理由を選び、それを解決するツールだけを試す。
- 実際の会議で 1 週間、新しいツールを Fathom と並行して使う。
- 特に Bot が名乗らなくなる場合は、どのように録音しているかを参加者に伝える。
- 新しいワークフローが定着したら、Fathom をダウングレードまたは解約する。
よくあるご質問
- Fathom の無料代替でおすすめは?
- 無料で何が必要かによる。録音を無制限に残したいなら、Fathom 自身の無料プランに勝つのは難しい。すべての会議に完全な AI 要約がほしいなら、Reline の無料プランは Bot なしで月 10 時間の文字起こしを使える。Granola の無料 Basic プランも Bot なしだが、履歴は 30 日間だけだ。
- Fathom は Bot なしで録音できる?
- 一部は可能だ。ヘルプセンターによれば、Bot なしの録音は Mac 限定のベータで、macOS 14.2 以降が必要、提供は段階的。Windows では Microsoft Teams 向けの限定アルファだ。Transcript Only モードでは録音が保存されず、Bot なしモードの対応は英語とほか 19 言語となる。
- Fathom の無料プランの制限は?
- 録音と文字起こしは無制限だが、高度な AI 要約は毎月最初の 5 件の通話のみで、その後は基本の要約テンプレートになる。Fathom の料金ページとヘルプページによれば、AI アクションアイテムとフォローアップメールは Premium から使え、Ask Fathom は無料プランでは制限付きだ。
- Windows で Bot なしに使える Fathom の代替は?
- Reline、Jamie、Granola、そして Otter と tl;dv のデスクトップアプリは、Windows で Bot なしに録音できる。Reline は Linux(ベータ)とブラウザでも動く。Windows での Fathom の Bot なしモードは Teams 向けの限定アルファだ。
- CRM 同期ができる Fathom の代替はある?
- ある。Otter Business、tl;dv、Fireflies、Granola の Business と Enterprise は CRM とつながる。Reline は CRM に対応しておらず、Slack、Linear、Notion と連携する。なお Fathom 自身も、無料プランでドメインあたり最大 3 ユーザーまで HubSpot、Salesforce、Close と同期できる。
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